SNS疲れを最速リセット!~「デジタルデトックス」のススメ~
スマートフォン(スマホ)やSNSの画面を四六時中眺めて、気づけば頭がヘトヘト……。絶え間ない膨大な情報の波にさらされ、知らず知らずのうちに脳の疲労を溜め込んでいませんか? そこで、公明党の佐々木雅文参院議員に、自身が実践するデジタル機器から意図的に距離を置く「デジタルデトックス」の意外な快適さと、そのコツを聞きました。きょうからあなたも、情報過多な日常から抜け出して、心と体をリセットしてみてはいかがですか?
- 情報の洪水を遮断し、タイパを高める
- 「草むしり」など五感を使って脳をリセット
- ノイズを排して、「事実」を掴み取る情報整理術
情報の洪水を遮断し、タイパを高める

--日常生活や仕事でスマホが手放せないんですが、毎日見ていると疲れてしまって・・・・・・。
めちゃくちゃ分かります! スマホや生成AI(人工知能)って本当に便利ですし、私自身もすごく助けられていますが、情報の激流に24時間さらされ、常に休まる暇がない状態ですよね。
最近はインターネットなどの普及で大量に情報があふれ、現代人が1日に触れる情報量は江戸時代の一年分、平安時代の一生分ともいわれています。これでは、脳の容量を超える情報に常にさらされ続けます。その結果、脳内の情報処理量が過密状態になり、脳が機能不全をきたす事態も考えられます。そこで、私が実践しているのが、「デジタルデトックス」なんです。
--「あえて情報を遮断する」って、どんなメリットがあるんでしょう?
フリーズしかけたパソコンが「再起動」するとサクサク動き出すように、一度情報を完全にストップしてクリアにした方が、結果的にその後の集中力がグッと増して、仕事もプライベートも生産性が劇的に向上します。医学的にも、あえて「ぼーっとする時間」を作ることで、脳内の情報を整理整頓されて脳の疲労がリセットされることが分かっています。 今の社会って、1分1秒を惜しんで何か有意義なことをしなきゃいけないような、コスパやタイパ重視の息苦しい空気がありますよね。でも、あえて「なにもしない時間」を作ることは、脳のスペックを最大限に引き出すためにすごく大切なことなんです。
--でも、デジタル器機から完全に離れるのって、ちょっと勇気が必要です。
丸一日スマホを家に置いて出かけるみたいな、大袈裟なことはしなくて大丈夫(笑)。まずは通勤電車の中や、ランチ中の5分だけでも十分です。その時間だけスマホの画面を閉じて、少しだけ情報から離れてみましょう。ちょっと手を止めて頭を空っぽにするというメリハリをつけるだけで、驚くほど脳がスッキリしますよ。
「草むしり」など五感を使って脳をリセット

--デジタル機器から離れて、脳を空っぽにするために、佐々木さんがやっている実践法はありますか?
実は、私が一番ハマっているデトックス法は、「草むしり」なんです(笑)。地元に戻ったときに家に雑草を見つけると、どうしても抜きたくなっちゃって。時間がなければ10分、ときには1時間くらい、どうやって根っこからきれいに引っこ抜くかということだけを考えます(笑)。普段スマホやパソコンで視覚ばかりを酷使していますが、草むしりは土の匂いを感じ、指先に伝わる葉の感触や、根っこがスッと抜ける感覚を味わいます。こうした、デジタル空間では使わない「五感」をフルに刺激することがポイントです。
他にも、ガーデニングで土を触ることや、近くの公園を散歩したり、ベンチに座って読書してみたり。たとえ短時間でも五感を感じられるような場所に足を伸ばすことで、凝り固まった脳がほぐれます!
--日常のマイルールはありますか?
デジタル機器に一切触れない時間や場所を決めることです。私の場合、朝の通勤時間、電車や車の中では、できるだけスマホやPCを見ないようにしています。また夜は、早めの時間に、スマホを「おやすみモード」に設定し、LINEやメールの通知をあえて見られないように。近頃のスマホは、利用時間や内訳、利用制限ができる機能が搭載されています。子どものスマホ利用が心配な方なども、こうした機能を上手に使い、デジタル機器の見過ぎに注意してみてはいかがでしょうか。
ノイズを排して、「事実」を掴み取る情報整理術

--ネットには真偽不明の情報があふれていて、それもデジタル疲れを加速させている気がします!フェイクニュースに騙されないためにはどうすればいいでしょうか?
大前提は「一次情報に直接当たる」こと。そして、どんな情報も「信じすぎない」というスタンスを持つことです。 今のネット検索や生成AIはすごく優秀ですが、AIだって平気で間違った前提を出してくることがあります。以前、私がAIに「SNSの投稿を見てもらいやすい時間は?」と相談したら、その日は金曜日だったのに「今日は土曜日なので、この時間がいいですよ」と返ってきました(笑)。情報はあくまで「参考データのひとつ」と捉えて、公的な文献や一次情報を自分の目で確かめる防御力が大切です。
--SNSを開くと、どうしても誰かの怒りや攻撃的な言葉が目に入ってきて、それで疲れてしまうことも多いです。
それも深刻な脳の疲労の原因ですよね。デジタルデトックスというと「スマホを見る時間を減らす」ことに目が行きがちですが、実は「自分を疲れさせる情報から意図的に距離を置く」という質的なデトックスも非常に重要です。人間の脳は、テキストであっても攻撃的な言葉を浴びると強いストレスを感じ、エネルギーを激しく消耗します。「感情的で攻撃的な言い回し」に出会ったら、「あ、これは客観的じゃないな。自分のエネルギーを奪われるぞ」と一旦ブレーキを踏んで立ち止まりましょう!自分のタイムラインを整理して、ネガティブな発信をミュートしたりブロックしたりすることは、自分を守るための立派な防衛策です。
--最後に若い世代に向けて、アドバイスをお願いします。
情報は本来、僕たちの生活や生き方をワクワクさせて、豊かにしてくれる最高のツールです。 だからこそ、「まぁ、話半分に聞いておこう」くらいの適度な距離感がベスト。常に一歩立ち止まれる冷静さを保ちながら、自ら確かなエビデンス(証拠)を掴みに行くスタイルで、最強のデジタルライフを思いっきり楽しんでください!あ、スマホの見過ぎにはご注意を!(笑)





